琉球てぃーだ TOP > アフターメンテナンス品質
太陽光発電システムは20年以上の長期にわたり使用いただく設備です。
非常に故障も少なく手間いらずですが、決してメンテナンスが不要というわけではありません。
断定は出来ませんが、これまでの検査や点検では本当の数値がわからないという事実が最近わかってきています。
その一つが、太陽電池モジュール(パネル)の電圧値です。
極端な話、パネルに多少の問題があっても一般的な業者が使っている簡易テスターで調べれば電圧値は一定の
値が出てしまいます。しかし、下記の「IVカーブトレーサー」で調べれば、太陽電池アレイの電圧値だけではなく、
電流を流すことによりその値も計測することが出来、結果として正しいワット(W)の値を知ることが出来ます。
これにより正常な発電をしているかどうかがわかりますので、もし数値に異常があり発電量も減っているとすれば、
お客様の経済的な損失につながることもありますので、一定期間毎の点検をお薦めしています。
そのため、当社では最良の状態で長期にわたりご使用いただくためにメンテナンスの重要性を考え、
さまざまな計測機器によりデータを収集し、システムの不具合を早期に発見し対応いたします。
メンテナンスにおいては、収集したデータをいかに判断するかという知識・経験・分析能力が必要です。
計測機器の導入はもちろんですが、長年の経験と新しい知識の取得を怠らず分析能力を高め、
常にお客様とともに歩いていきます。
![]() |
![]() |
■ラインチェッカー | ■サーモカメラ |
系統を調べたり、太陽電池モジュール内の断線など を検査します。 故障しているモジュールは信号を感知 しませんので、故障部位を特定することが出来ます。 |
赤外線で温度感知をすることにより、ホットスポット (不具合)が 存在するかなどを検査します。 不具合が発生している時、このカメラで撮影するとセルやコネクタが赤く映し出されます。 |
![]() |
![]() |
■サーモラベル | ■IVカーブトレーサー |
太陽電池に異常があるとコネクタ部分に熱をもつ ケースが多く、目視だけで簡易に異常を発見できます。 当社では設置時にすべてのモジュール(パネル)に サーモラベルを設置しています。 |
系統ごとの開放電圧・短絡電流などを計測し、 実発電量を計ります。日射計や温度 計・気温計をセットして同時に計測することにより補正をかけて太陽電池モジュール本来のパフォーマンスも検査します。 |
当社のアフターメンテナンス
1年目の点検は無償にて実施させていただきます。その次は5年目と9年目なのですが、いずれも
原則有償(2010年現在、簡易検査の場合は無償・全点検は\24,000)とさせていただいております。
メーカーの太陽電池モジュール(パネル)保証が10年ですので、特に9年目については全点検をお受けいただくことをお勧めします。と言いますのも、11年目以降にもし不具合があれば、パネル1枚の交換だけで製品代、工事代合わせておよそ20万円もかかってしまうためです。
9年目点検で不具合が発見されれば、無償で新品に交換していただくことができます。日頃から発電量をマメにチェックして、異常が無いお宅は受けられなくてもよいかもしれませんが、気がつかないうちにシステムに不具合があれば、発電量が減り、文字通り損をされることになります。
当社では(他社が行わない)上記の各種装置による詳細な点検で、お宅の太陽光発電システムを守ります。

